ローソンの冷凍カヌレ「焦がしバター香るカヌレ」を食べてみた。おいしすぎる。

最近、カヌレのブームが来ている…
焦がしバターの香りが流れ来る…

カヌレは小さな釣り鐘のようなお菓子。
外側がカリッとしていて、香ばしい。けっこう硬い。
内側はむっちりしていて、水分量が多い。ケーキではなく、プリンでもない。なんだこれ。

不思議なお菓子だと思うのです。
見た目はとてもオシャレで可愛らしいのだけど、
正直、味の魅力がわからないなと思っていたのです。

以前、PAULというフランス系パン屋さんのカヌレがおいしいと聞いて、
サイトはこちら↓

買ってきて食べたのですが…
その時も、魅力がいまひとつわからなかった。
美味しいとは思ったんだけど、なんかツボがわからなかったのです。

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ローソンの冷凍カヌレで、人生の真実に気付いちゃったりして…

私はウニがおいしいことがわかるまで、時間がかかりました。

子どもの頃はウニが嫌いでした。
函館まで行って、朝市でウニいくら丼を食べて、
初めて「こ、こんなにおいしいものだったなんて…!!」と気付いたのです。
その後は東京に帰っても、どんなウニもおいしいと思うようになりました。

そういうことってありますよね?
ツボがわからないと、何が魅力なのかわからない。
これは食べ物のみならず、土地とか人間とか、何もかもに通用する事象って気がします。

郊外も住んでみないと魅力がわかんなかったし…

neko

あのさ、勝手に自分の世界に入ってないで
カヌレについて早く話したら?

うるさいわねえ。今、人生の真実について考えていたのにっ!
そう、人はなかなか、自分が何を愛し何を求めているのかを
悟り得ない生き物なのですよ。
本当は大好きになる運命のものでも、なかなか、気付けない――――

neko

つまり、ローソンの冷凍カヌレを食べて感動して、
カヌレのおいしさがわかった、と。
そういうことだね?

ああああぁっ 身も蓋もないこと言わないでよ~
まあ、そうなんだけどね。

いやあびっくりしたのよ。
ローソンの冷凍カヌレ、おいしかった。
カヌレっておいしいものだったんだあああ!って気づきましたよ。

来週あたり、PAULにカヌレを買いに行こうかと思うよ。
最近、自転車で緑の中を走るのが楽しすぎて、街中に全然行かないんだけど。
カヌレのためなら頑張って街に出るわ。
今なら、PAULのカヌレのおいしさもわかる。待っててPAUL!

冷凍された小さなカヌレ。そこに凝縮された甘いフランスの味。

さて、何がそんなに感動したのか。
やはり「冷凍」がキーワードとなるのではないでしょうか。

ローソンの冷凍カヌレは「焦がしバター香るカヌレ」という商品名で
2つ入り441円(税込)で売り出されています。
1つ145kcal、糖質22.22グラムです。

ローソンの焦がしバター香るカヌレ

袋に入って、冷凍庫に並んでいました。

ローソンの冷凍カヌレの凍った状態

2つ入りのうちの1つを冷凍のままお皿に載せて撮りました↑

ローソンの冷凍カヌレの加熱後

アルミホイルに載せ、1000Wのオーブントースターで3分焼いた後がこれ↑
なんだかテカテカと光っていて、
正直、焼いた直後は「カリッというより、ぬめっとして」見えました。
本当にこれでいいのか… 

不安を感じつつ、タイマーをかけて5分間静置しました。

さて、5分経ったので実食!

……。
……。
驚いた。本当にカリッとしている。
なんてこった。この味はいったい。
焦げたバターと粉、ほんのりラム酒とバニラの香り…
そして内側はひんやり感を残し、もっちり、むっちり、甘い弾力…

おいしすぎる。

そう言えば、フランス料理の基本はブラウンソース。
ゆっくりゆっくりバターと小麦粉を炒めて、炒めて、炒めて……
手間をかけて茶色く焦げたところに
→コンソメスープでのばすとビーフシチューに!!!
→ミルクとお砂糖で甘く仕上げるとカヌレになっちゃうんだ!!!

neko

いや、それはちょっと違うでしょ。
いくらなんでも話が乱暴すぎる

まあ、そりゃあそうなんだけどね。でもこの…
バターと小麦粉をゆっくりゆっくり長く水分飛ばして焦がすおいしさって、
フランス料理の基本!王道!ってことだよね!? 
そうだよね!?(ブンブンブン)←黒猫のnekoの肩を揺さぶる

neko

やめてー暴力反対~~

もっちり、むっちり、外側はカリッ。そして焦がしバターの誘惑。

外側のカリッ。
内側のもっちり、そして少しだけひんやり。
なんなの、これはナニモノ。神なの。神降誕!!!

neko

ブログ主が正気を失ったので僕からお伝えします。
つまりローソンの冷凍カヌレはマジでおいしいそうです

ネットで「ローソンの冷凍カヌレは神だ」とか言われてるとは聞いてたけど、
正直、あまり期待していなかったのですよね。
本当にこんなにおいしいとは。

冷凍食品として売り出し、オーブントースターで焼くことで
出来立てに近い風味を家庭内で手軽に顕現させ、
カヌレの本当のおいしさを、我々に気付かせてくれた、と。
そのことがすごい。

Lawsonの冷凍カヌレの原材料と食べ方

原材料を見ると、添加物もほとんど入っていません。
そして牛乳が一番多く含まれています。
牛乳とお砂糖、そして小麦粉とバターと卵、バターオイルにクリーム!
ただひたすら牛乳と砂糖と小麦粉とバターを、
むっちりと凝縮させて、外側をカリッと焦がして…

カヌレって作ったことないのですが、レシピを見ると
牛乳を本当にたくさん使うみたいです。
牛乳を大量に入れた生地を、長く長くオーブンで焼くのです。
水分を飛ばして飛ばして、牛乳のおいしさを閉じ込めて、
もっちりむっちり、外側をじんわり焦がしてバターがカリッと…

いやーこれは冷凍庫に備えたい
またローソンに行って買ってくる。
そして今度はPAULのカヌレも買ってきて、ちょっと焼いてから食べる。

カヌレがこんなにおいしいものだったなんて…
カヌレがこんなにおいしいものだったなんて…

neko

ブログ主が壊れかけているので僕から少し。
ローソンの冷凍カヌレは、冷凍庫から出してすぐでも
おいしく食べることができます。
焼くとさらにおいしいですが、暑い今の季節は
冷たいカヌレもいいかもしれませんね

カヌレのおいしさを知った私は、カヌレ探しの旅に出ようと思います!

東京郊外あたりでおいしいカヌレのお店をご存じの方はぜひXで教えてください!!!

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この記事を書いた人

ねこと申します。
都内山手線内側から、東京郊外エリアに引っ越してきた小説家です。
このあたりって、北欧みたいじゃない?と思う日々。
最近小説はちょっとお暇中。
ペスカタリアン、ゆる無添加、ちょいスピ?
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