そろそろ暑さのピークは過ぎて…
でも、まだまだ暑い今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
熱中症も怖いし、エアコンなどで室内温度は適温にした。
これで快適に眠れるはず…
そんな時に、なんだか足の裏が熱い…
カーッと熱を帯びた足の裏が、ほてってつらくてしょうがない。
眠れない。
人によっては、手のひらが同じように熱くなるそうです。
なんでだろう?
熱いんだから冷やすしかない!といきなり氷の入った袋を当てたり、冷水を浴びたり…
そういうのはNGのケースが多いのです! 何故でしょう。
それは「足の裏が熱いのは、冷えのせい」ってことが多いから。
冷えてるのに、さらに冷やすと身体に悪いですよね?
えええ、熱いのに冷えてるの? わっかんない!!
冷えてると言われても熱くて眠れないし、どうしたらいいんだ…
そんな私と似た人がきっといるはず、と思ってブログにまとめることにしました。
今の季節多いみたいだけど、一年中ありがちな…
地味にツライ身体トラブルですので、思い当たる方はぜひ読んでみてね。
※写真はイメージです
人間の足裏を載せるのってビミョーよね、
とかブログ主が勝手なことを申しておりますが
猫のプライバシーも考慮すべきですよね
その足裏の熱さは、危険な何かではないのか。チェック!
まずは、「本当に冷えなのか」を確認しましょう。
足裏が熱い時は、危険な原因があることもあります。
・レストレスレッグス症候群(むずむず脚症候群)
→足に熱さを感じるケースもあるが、他にも足に異常な感覚をおぼえる。
足がむずむずしたり、かゆかったり、痛かったり、
足を動かさずにいられない感覚があったり。
原因の特定が難しいようですが、鉄代謝異常など対処できる時もあるので
つらすぎると感じたら病院受診を!
・バーニングフィート症候群(灼熱足症候群)
→足に熱さを感じることは同じだが、その熱さの度合いが異常で、
煮えたぎるように感じたり、とても我慢できない強い症状。
糖尿病や甲状腺の異常のみならず、熱中症の症状であることもあるので、
我慢できないくらい強い熱さの時は、深夜でも病院受診を!
・疲労の蓄積(過労)
→沢山歩いたり、一日中立ちっぱなしであったりなどで血液の循環が足で停滞して熱くなるなど。
冷えではないので、ゆっくり休む(過労が重すぎたら病院へ)
・自律神経の乱れ
→ストレスや更年期、冷房の効いた室内と室外の寒暖差などで、
自律神経が乱れて足裏が熱くなることもあります。
冷えではないので、ゆっくり休む(我慢できないくらい熱い時は病院受診を検討へ)
このあたりが主な「(冷え以外の)足裏の熱さの理由」のようです。
基本的には、足の裏が熱いのと同時に、
「身体が煮えたぎるように熱い、燃えるように熱い」
「眩暈や吐き気を伴う、脳がぼんやりする」
など、何かヤバイと感じたら、冷えではないので病院へ行くことを考えましょう。
自分の身体の危険信号は、なるべくお早めにキャッチしてくださいね。
そして病院に行っても治らないけどつらすぎる! という時は、
「整体」「漢方」「ハリ治療」などが有効な時はあるようなので
検討してみてくださいね。
早く本題に入りなよ。
冷えで足が熱くて困ってる人のためのブログでしょ?
まあでも、「そうか、冷えなのね!そうかそうか!」って
熱中症でぐるぐるになってる人が、安心して寝ちゃったら
危険じゃないですか!!
だからちゃんと、危険対策書いたんだもん!
みなさん、身体が弱って頭ぐるぐるになってる時は判断能力が鈍ったりしますので、
本当にツラかったら、迷わず救急車呼んでくださいね。
まずは命を守る行動を!!
さて、上記のような「足の熱さ以外の危険信号」はなさそうだ。
とにかく足の裏が熱い、煮えたぎるってほどでもなくて
ただ眠れなくて苦しい、あ゛つ゛い゛~~~~
みたいな時、我々はどうしたらいいのか!?
熱さにただ圧し潰され、眠れぬ夜・そして寝不足の朝を迎えるしかないのか!?
いや、そうではないのだ。
足が熱くて苦しい。でも、これは冷えなのだ。
そう気づいた時に、我々は新たな地平を見出すのです!!
さて、やっと足の熱さと「冷え」について語ろう。
そうか、足が熱いけど、これは冷えなのか。
そう気づいたら、冷えのシステムを学んでみましょう。
どうして「冷え」で足の裏が熱くなるの?
よくわかんないなあ…
夏に起こりやすいのは「内臓の冷え」です。
私もそうなのですが、もともとは寒がりで「低血圧気味」だったりして
体温調節があまり上手ではないタイプの人が起こしやすい状態です。
暑い時期だと…
暑いから冷たいものを飲み、アイスクリームを食べたりもして、内臓が冷えてしまう。
冷房の強くかかった部屋にいると、身体全体も冷えてしまう。
冷えるということは「熱が逃げてしまう」こと。
内臓は冷えて、逃げた熱は内臓から遠い末端(足の裏や手のひら)に留まる。
血液の循環がうまくいかない(血圧が低いと、より血液を運ぶ力が弱い)
そして足の裏は熱く、身体、特に内臓は冷えたまま…
寒い時期だと…
寒さに晒される手足を、身体は頑張って温めます。
手足の後は、勿論全身を温めたいのですが、寒すぎて血管が収縮してしまい、
血液の循環がうまくいかない
そして手足の末端だけ熱くなって、全身、そして内臓も冷えたまま…
足は熱くても身体が冷えちゃってるの!?
危ないじゃん。冷やしちゃダメだ!
むしろ身体を温めなきゃ!
そうですよねえ。でも実際、足は熱くて苦痛なわけですよ。
暑い時季は冷えの実感もなく、身体も暑い気分でいたりします。
温めろと言われても、「そんなあ、熱くて苦しいのに……」って感じですよね?
わかります。よおおおおくわかります。
でもやっぱり、冷やすのはよくないみたいなのです。
足を冷やしたら、身体さんは
「一生懸命温めてるのに、冷えてゆく!ヤバイもっと燃やそう!!」
てな感じで、ますます足の裏ばかりが熱くなっていってしまったりするのです。
どどどうしたらいいんだ!?
温めろっつっても、熱くて苦しいのに……
苦しみながら温めるしかないの??
内臓を温めたい。足の裏の熱は冷やしたい。
だから、まず「冷えのせいで足の裏が熱い」と認識する。
「熱い!熱い!」と感じていても、実際温度を測るとあまり熱くなかったりするそうです。
熱く感じるのは、「冷えてる!身体を温めたい!温めなきゃ!」という
身体さんの努力の表れで、過剰に熱さとして感じやすい……みたいです。
でも実際熱く感じてつらいのは確かで。
冷やすと少しラクになるのも確かなんですよねえ。
蚊に刺されて痒い、掻くのはよくないと知ってても
とても耐えられなくて掻いちゃう、みたいなもの?
そしてやはり、温めて冷えは解消した方がいいようです。
熱く感じて苦しい足裏を、頑張って温めるの?
いや、それはしなくていいと思います。
これは私個人の考えですが
内臓が冷えているのだから、内臓を温めるといいと思う。
温かいお茶を飲むといいと思います。
カフェインの入っていない、カモミールティーやルイボスティーや…
白湯もオススメです。
そして足がどうにも熱くて苦しかったら、「やんわり」冷やすくらいは
大丈夫だと思います。
皆さん、それぞれ自分の身体と対話しつつ
大丈夫そうなやり方を探ってくださいね。
とりあえず私は、100均のダイソーに行った時にこんなものを買ってみました。
「ダイソー 抗菌ひんやりジェルマット」200円+税でした!
ジェルの入ったマットなので、やわらかくて少しひんやりします。
この上に足をのせると少し気持ちいい。
この程度の「ちょっとひんやりするもの」でやんわり冷やす。
いきなり氷嚢で冷やしたりするのは避けた方がいいです。
冷水をかけたりするのもオススメできません。
冷たすぎないものを足に当てつつ、
温かいお茶を飲んで内臓を温める。
足はこんなに熱いのに、温かいものを飲んだらなんだか落ち着く。
今、私は熱い足をジェルマットにのせながら、
ノンカフェインのアールグレイティーを飲みつつこれを書いてます。
ああ温かくてほっこり、ひんやりで幸せ~
健気な身体さんを無視して、アイス食べてる場合じゃない。
熱い時季は、気付くと冷たいものばかり飲んでしまいますよね。
冷房が強すぎる場所も多く、冷え性の方々は冷えすぎてしまいがちです。
そして内臓が冷え切ってしまい…
身体さんが頑張って
「温めなきゃ!」「でも、血液にのせた熱が内臓の方まで届かない~~~」
「熱いよ~って言いながら、本体さんがアイス食べ始めた。やめてよ!!」
「もっともっと温めなきゃ、もっと頑張る(足熱)、でも内臓は遠い……」
身体さんは健気だ……
そうですよねえ。身体さんの頑張りを応援しなきゃいけないですよね~
アールグレイおいしい。身体さんを応援。
全国の冷え性で足熱(アシアツ)の方々、ぜひ身体さんのためにも、
なんだ冷えてたのか。って気付いてあげてください!
そして真夏も真冬も、いつでも冷えてしまいがちな冷え性の同志たちへ。
おいしいノンカフェインのお茶などご存じでしたら、Xで教えてください!